四国山地に鋭く切り込んだ渓谷に祖谷川が流れる、雄大な自然美が美しい徳島県三好市にある祖谷温泉。
断崖絶壁の続く祖谷渓は、日本三大秘境と言われている場所にあるこの温泉の露天風呂は、なんとケーブルカーで約170m下の谷底へ降りていく仕組みになっているのです。
傾斜角42度という鋭角を約5分降りると、そこにはすぐ横を川が流れ、祖谷渓を見上げる絶景の露天風呂があります。
眼前に広がる渓谷の大パノラマはまさに秘湯そのもの。
また、祖谷温泉の泉質は、pH値が9.1もある「アルカリ性単純硫黄温泉」で、お湯に浸かると、古い角質を柔らかくし、お肌がすべすべになると言われています。
祖谷川に突き出すように作られたお風呂では、白濁した源泉かけ流しの露天風呂が楽しめます。
祖谷の観光スポットといえば、平家一族の哀話を秘める、秘境“祖谷”にあるかずら橋。
シラクチカズラ(重さ約6トン)で作られたもので、長さ45m・幅2m・水面上14m。
昔は深山渓谷地帯の唯一の交通施設だったそうです。
毎日19:00~21:30の間かずら橋をライトアップします闇夜の中に照らされた「かずら橋」が幻想的です(渡橋はできません)。
これから深緑の美しい季節になりますが、歴史ある、絶景の秘湯を訪れてみませんか。
*敬称略
*写真と本文とは関係ありません
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