春から初夏にかけては、栄養たっぷりのさまざまな山菜がたくさん採れる時期です。
てんぷらや炊き込みご飯などにして、ほろ苦くておいしい山の恵みを美味しくいただくことのできる山菜採りは昔から人気があります。
もうすぐ迎えるGWは、ワラビやタラの芽、コゴミなどが旬の山菜です。
ワラビはフキノトウほど、どこにでも生えてはいませんが、少しだけ山に入れば、それほど苦労なく見つけることができます。
山菜採りで注意したいことは、食べる分以上は採らないことです。
必要以上に採らず、必ず1芽は残すようにしましょう。
根こそぎ採ってしまうと、翌年生えてこなくなるか、株がやせてしまい茎が細くなってしまう可能性があります。
また山の中では、平らな場所であっても走ることは厳禁です。
崖から落ちたり、枝が刺さったりする危険がありますので注意しましょう。
万が一熊にあっても背を向けて走れば、本能で必ず追いかけてきます。
また山菜採りに行く時は、長袖・長ズボン・軍手・長靴などを装備し、色は黒以外のものを用意してください。
黒は熊の好物の蜂蜜を生成する蜂にとって天敵の色になりますので、できれば明るい色の服装がベターです。
山で安全に山菜採りをするには、山のマナーを守って楽しむことが大切です。
自然の恵みを味わえる山菜採りですが、初心者にとっては危険な山草と見分けがつくのか、山に入るのが怖いなど、不安に思うこともあるでしょう。
そのような場合には、ガイドさんが案内してくれる山菜採りツアーなどもありますので、利用すると安心です。
*敬称略
*写真と本文とは関係ありません
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