大自然が創造した渓谷美の絶景を楽しむことのできる日光鬼怒川名物の「鬼怒川ライン下り」が4月17日から始まりました。
昨年は新型コロナウイルスの影響で週末中心の営業となり、稼働日は例年の半分以下だったといいますが、今年は乗客のマスク着用や受付場所に消毒液を設置するなど、感染対策をしながら営業します。
関東平野東部を北から南へと流れる鬼怒川は、利根川の支流の中で最も長い全長176.7kmを誇ります。
「鬼怒川」の地名の由来には諸説ありますが、一説には文字通り、鬼が怒ったように荒々しく流れる川を表しているともいわれています。
鬼怒川ライン下りは、東武鬼怒川温泉駅近くの乗船上から6キロを約40分かけて下っていきます。
上流部は深い山間を流れ、緑色の川の色が印象的で、川沿いにそびえ立つ高さ100mほどの巨岩「楯岩(たていわ)」周辺は、季節ごとに美しい表情を見せてくれます。
船頭の巧みな櫂さばきで奇岩や怪石をすり抜け、豪快に川を下る40分間はまさにスリル満点です。
春には鮮やかなヤシオツツジに彩られ、夏には新緑が涼を運び、秋には美しい紅葉に包まれます。
そんな四季折々の季節の変化が船旅に彩りをそえます。
渓谷美を最も近い目線で楽しめる「鬼怒川ライン下り」(営業期間:4月中旬~11月下旬)で、美しい大自然と迫力の船旅を体験してみてくだい。。
船頭さんの巧みな櫂(かい)さばきと話術に耳を傾けるのもお楽しみのひとつですよ。
*敬称略
*写真と本文とは関係ありません
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