中央アルプス南端を流れる阿智川沿いに広がる小さな温泉地、昼神温泉。
岐阜県との県境、昼神温泉のある阿智村は、平成18年環境省認定の「星が輝いて見える場所」第1位に認定されました。
阿智村は、山々が複雑に入り組んでいる土地柄で、集落の灯りや都市部の光が山で遮られ、街の至る所から美しい星空が楽しめます。
美しい星空が楽しめる「天空の楽園 日本一の星空ナイトツアー」は大人気で、多い時には一晩で2,000人もの観光客が村を訪れるといいます。
伊那谷と木曽谷を結ぶ国道256号線は『はなもも街道』と呼ばれ、約40㎞にわたり、街道沿いに10,000本の花桃が植えられており、春限定の美しいドライブコースとして賑わいます。
そのハナモモの花が、今年は例年より10日ほど早く見ごろを迎え、辺り一帯を赤白ピンク色のグラデーションに彩り、日本一の桃源郷となっています。
ハナモモは、鑑賞するための桃で、紅白ピンク3色に咲き分ける「三色花桃」が多く植栽されています。
花桃はこれから5月中旬まで開花するため、長期間開花を楽しめますので、ぜひ春しか見ることのできない美しい景色を観にいってみてはいかがでしょうか。
ちなみに、昼神温泉郷は、南信州最大の温泉地で、ph9.7という日本屈指の強アルカリ性を誇る温泉は入れば美肌になれると評判で、保湿に欠かせないナトリウムイオン、塩素イオンも豊富に含まれているそうです。
お花見のあとは、温泉に入ってお肌スベスベになれますね。
この記事へのコメントはありません。