神奈川県西部にある大山(おおやま)は、高尾山や御岳山などと並ぶ東京近郊の日帰り登山スポットとして人気の山です。
古くから山岳信仰の対象として庶民の支持を集め、江戸時代には「大山詣り」がブームになったそうです。
大山のシンボル的存在ともいえる大山阿夫利神社ですが、山腹には下社が、山頂には本社があります。
標高1252mの頂上からの眺めは「かながわの景勝50」や「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン2つ星」にも選定されており、富士山や江の島、遠くは東京都心のビル群まで一望でき、まさに天空の神社です。
大山ケーブルカーを利用して山の中腹まで行けることや、都心からのアクセスの良さ、紅葉や夜景を楽しめる観光スポットとしての魅力も多いことから、登山初心者や観光目的の人々にも広く親しまれています。
バスの終点から大山ケーブルカー駅までの間の700mほどが、「こま参道」という土産店街になっています。
道幅の細い参道沿いは、大山名物の「大山こま」が売っているお店や「大山とうふ」、珍しい「猪鍋」を食べられるお店などでにぎわい、天気の良い週末は多くの登山客が訪れます。
登山はちょっと…という人も、ケーブルカーを利用すれば気軽に楽しめますので、ぜひ丹沢大山の自然と阿夫利神社からの素晴らしい景観を眺めにお出かけください。
*敬称略
*写真と本文とは関係ありません
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