東北の奇祭「化けものまつり」鶴岡天満宮

鶴岡天神祭

学問の神様といわれる菅原道真公を祀る、山形県鶴岡市にある鶴岡天満宮

その例祭として、毎年5月25日に鶴岡天満宮で催されるのが「鶴岡天神祭」です。

鶴岡天満宮で約300年の歴史をもつ天狗舞が奉納されるほか、鶴岡天満宮神輿や菅原道真公行列、大絵馬のパレード、手踊り行列など約2000人程が市内を練り歩き、鶴岡公園内のおまつり広場を目指します。

鶴岡天神祭は「化けものまつり」と言われている、ちょっとユニークなお祭りです。

化けものに扮する人は老若男女問わず、花模様の長襦袢に角帯を締め、手拭いと編み笠で顔を隠します

徳利と盃を手に見物人に無言で酒を振る舞うのですが、「化けもの」らしくないおずおずとした仕草などで見物人の笑いを誘います。

実はこの「化けもの」、希望すれば股引き(ズボン)・足袋・草履(運動靴)を用意すればその他の衣装は無料で借りることができ、化けものとして参加することが可能になっています。

「化けもの」として祭りに参加する人は、毎年700人ほどですが、衣装貸し出しは先着順ですので希望される方はお早めに。

化けもの姿で3年間誰にも知られず、鶴岡天満宮にお参りできれば、願いが叶うと言われています。

【つるおか観光ナビ】

 

 

 

*敬称略

*写真と本文とは関係ありません

 

 

関連記事

  1. もみじ

    渓谷のつり橋から眺める紅葉が絶景!那須塩原のおすすめ紅葉

  2. 国立競技場

    新国立競技場「杜のスタジアム」ってどんなところ?

  3. 図書館

    あの有名建築家が設計した「ゆすはら雲の上の図書館」

  4. ハザ木

    ノスタルジックな日本の原風景「夏井のハザ木」

  5. 銀山温泉

    大正ロマンの温泉街「銀山温泉」へレトロ旅

  6. とり肉の年間消費量が1位の都道府県は?グルメ旅へ出かけよう

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。