近年、「世界自然遺産」候補予定地として注目を集めている「奄美大島」。
鹿児島県にある奄美大島は、奄美大島、加計呂麻島、請島、与路島、喜界島、徳之島、沖永良部島、与論島の8島からなる島々です。
世界遺産クラスの大自然が今もなお残り、国内最大希望の亜熱帯照葉樹の森に覆われ、奄美独自の自然や生態系から東洋のガラパゴスと呼ばれています。
山間部には、アマミクロウサギやアマミトゲネズミなど、固有種や絶滅危惧種が多く存在しています。
「癒しの島」与論島には、大潮の干潮時にしか見られない「百合ヶ浜」が出現します。
白い砂とサンゴ礁に囲まれた、言葉を失うほど美しい景色です。
また、海だけでなく日本で二番目の規模を誇るマングローブの原生林が広がる「黒潮の森マングローブパーク」では、カヌーでマングローブの森を巡るツアーを体験することができます。
展望台から眺めるマングローブ林の眺めは、ここでしか見られない絶景です。
奄美大島には、南の島らしい独特な文化が根づいています。
食は、牛肉を使う料理よりも豚肉や鶏肉、ヤギ肉を使った郷土料理が多いのが特徴で、鶏肉や錦糸卵、しいたけなどの具材をごはんに乗せ、丸鶏を煮込んで作ったスープをかけていただく鶏飯は奄美大島の郷土料理です。
また、奄美大島といえば、世界三大織物の一つと言われる「大島紬」の発症の地です。
複雑な工程を経て作られた紬は、緻密で肌触りがよく、着物好きな人にとっては憧れの存在です。
ここに記載したのは奄美大島の観光スポットのほんのごく一部で、これ以外にもぜひ訪れてほしいところがたくさんあります。
ぜひ、奄美大島の海や森や島の文化に触れに行ってみてください。
*敬称略
*写真と本文とは関係ありません
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