京都といえば、世界遺産を含む多くの寺社で有名な観光名所ですが、もうひとつのおすすめの場所が「伊根の舟屋」です。
京都北部「海の京都」と呼ばれるエリアでもひときわ人気が高い「伊根の舟屋」は、家屋が直接海に接していて、1階は船を収蔵するためのガレージ、2階が居住スペースになっている独特の造りになっているのが特徴です。
海岸ギリギリに立っているので、船に乗って海側から見ると、まるで海の上に家が浮かんでいるようにみえます。
地域独特の建造物が並ぶこの街並みは、平成17年には漁村で初めて、国の重要伝統的建造物保存地区に選定されました。
現在約230軒ほどの舟屋が現存しており、その美しさからNHKドラマ「ええにょぼ」、映画「釣りバカ日誌」のロケ地にも選ばれたほどです。
伊根の舟屋が特に美しいのは、夕暮れ時です。
海と舟屋が夕暮れのオレンジに染まる光景はまさに絶景!
舟屋群の景色を撮影したい方は、伊根浦公園がベストスポットです。
ここは小さな公園ですが、海に浮かぶ舟屋群のベストな構図を眺めることができ、フォトジェニックな写真も撮ることができるんです。
また、遊覧船に乗って、海から舟屋の風景を見ることもできます。
伊根湾巡りの遊覧船は所要約25分、船内では伊根の歴史や暮らしを解説してくれます。
伊根の舟屋に泊まってみたい方には、舟屋に宿泊できる宿もありますので、詳しくは伊根町観光協会のホームページをご参照ください。
初めて訪れたのに、どこか懐かしい風情を感じさせてくれる、海とともに暮らす街、伊根。
ここでしか見られない景色を観に、ぜひ足を運んでみてくださいね。
*敬称略
*写真と本文とは関係ありません
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