日本の中心ってどこにあるかご存じですか?
東経137度59分36秒、北緯36度00分47秒、標高1277メートル、長野県辰野町にある鶴ヶ峰に「日本中心の標」が設置されています。
日本国内には、緯線と経線が00分00秒で交わる“ゼロポイント”と称される位置が、40ヶ所ほどあると言われています。
北緯36度と東経138度が0分00秒の交点は、日本列島にあるゼロポイントの中心に位置していますが、山中で眺望が良くないために、場所をずらして、展望がきく鶴ヶ峰に標を設置されたのだそうです。
この展望台からは、南・北・中央アルプス、八ヶ岳連峰など360度の大パノラマを一望することができます。
しかし、最近では平成30年秋に、NHKの人気バラエティ番組「チコちゃんに叱られる!」において、様々な理由から日本の中心を掲げている全国28自治体の経緯度の平均を算出したところ、東経137度59分56秒、北緯35度59分56秒、と、日本中心のゼロポイントからわずか10m離れた場所が「日本の中心の中心は辰野町」として認定を受けました。
令和元年12月に、認定を受けた場所に「日本の中心の中心 チコちゃんポイント」と刻んだ標柱が設置されました。
ここが、正真正銘、日本の中心になる場所なんですね。
ちなみにチコちゃんポイントは、売却キノコ山の中にあり、周囲にロープが張られ、立ち入り禁止になっていますが、遊歩道から見ることができます。
ゼロポイントは、山の奥深くにありますが、途中までは自動車での移動が可能、駐車場からは30分ほどで歩いていくことができます。
山道は未舗装で、ゼロポイント付近は急な坂道になっていますので、履きなれた動きやすい靴で行ってください。
*敬称略
*写真と本文とは関係ありません
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