滋賀県の北部、高島市にある「メタセコイア並木」はまるで映画のワンシーンのような景色です。
マキノ高原へと続く、全長約2.4㎞、ただひたすらまっすぐと伸びる並木道には、落葉高木であるメタセコイアの木が約500本植えられています。
春は新緑が芽吹き始め、夏には深緑が濃くなり、秋には紅葉で黄金色に、そして雪化粧で枝に着雪する幻想的な冬、と四季折々に美しい景色を見せてくれます。
1994年には「新・日本の街路樹百景」(読売新聞社)、2010年には「日本紅葉の名所100選」(主婦の友社選)にも選ばれました。
この並木は、1981年に学童農園「マキノ土に学ぶ里」整備事業の一環としてマキノ町果樹生産組合が植えたのが始まりですが、2010年には市民参加型ボランティア組織「マキタのメタセコイア並木を守り育てる会」が設立され、並木道の維持保全活動をしています。
特におすすめしたいのが、11月下旬頃からの紅葉シーズンです。
メタセコイアの葉が黄色から赤へと徐々に変化していき、一本道の両側に美しく色づいた木々が並ぶ秋の絶景は、言葉を失うほどの絶景です。
メタセコイア並木にはJRマキノ駅からバスで行くこともできますが、運転のできる方なら車で通り抜けるとさらに感動すること間違いなしです。
最近ではSNS映えすることでも人気が急上昇し、写真を撮るために訪れる人達が増えています。
写真を撮影する場合は、マキノピクニックランドの駐車場に車を停めてから美しい写真を撮ってくださいね。
*敬称略
*写真と本文とは関係ありません
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