富山湾に春の訪れを告げるホタルイカ漁が3月1日解禁されました。
ホタルイカは日中水深200m前後のところに生息していますが、産卵のため、夜になると一斉に富山湾の岸近くまで浮上してきます。
漁では群れをなしたホタルイカが海面に青い光を放ち、宝石のようにきらきらと輝いて見えます。
この幻想的なホタルイカ漁を実際に海上で見学することができるんです。
滑川市にある道の駅ウェーブパークなめりかわでは、ホタルイカ漁を観光船から見学できる「ほたるいか海上観光」を行っています。
開催期間は令和3年4月1日(木)~5月9日(日)まで、乗船時間は4月14日までは午前3時、4月15日以降は午前2時30分となります。
春の産卵が活発化する4月~5月までのたった一ヶ月間、定置網にかかったホタルイカの放つ光でまだ明けきらぬ日本海が一瞬にして幻想の世界に代わります。
まるで光のページェントのようにきらめくホタルイカの光の数々は春の富山湾でしか見られない感動の体験です。
日本海から眺める立山連峰の美しい朝日も見ごたえのある景色です。
漁は4月ごろにかけてピークを迎え、6月中旬ごろまで続くといいます。
ぜひ早起きして、今しか見られない富山湾に広がる絶景を観に行きませんか?
*敬称略
*写真と本文とは関係ありません
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