瀬戸内をめぐる周遊航路を運航する高級客船「ガンツウ」をご存じですか?
ガンツウとは、瀬戸内でとれる青色の小さなイシガニの愛称です。
建築家・堀部安嗣氏のデザインによる太陽や海の色を映し出すシルバー色の船体の中には、わずか19室、まさに「動く高級旅館」です。
全室、瀬戸内海を一望できるテラス付きスイートで、海面からの距離が近く、海との一体感を味わえます。
また、客船には珍しい縁側があり、浴衣を羽織、点在する島々や過行く船の景色に浸りながら、日本らしい時間を過ごすことができます。
「お好きなものを、お好きなだけ」というガンツウのコンセプトどおり、飲食はすべて室料に含まれる、オール・インクルーシブ・スタイル。
メインダイニングには和食や洋食、鮨カウンターもあり、近隣の漁師が直接船に持ち込む新鮮な魚介を味わうことができます。
値段は1泊2人利用で40万円からと、かなりお高めではありますが、日常から離れて、瀬戸内海の風景を一体となり、「ただ、過ぎゆく時を愉しむ」、という旅を味わってみたい方はぜひホームページをチェックしてみて下さい。
*敬称略
*写真と本文とは関係ありません
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