ワーキングホリデーといえば、働きながら海外に滞在する、というイメージを持っている方が多いのではないでしょうか。
しかし、日本国内でもふるさとワーキングホリデーという制度があるのです。
ふるさとワーキングホリデーとは?
ふるさとワーキングホリデーとは、都市に暮らす若い人たちが、一定の期間、地域に滞在し、働いて収入を得ながら、地域の人たちとの交流の場や学びの場などを通して、通常の旅行では味わえない、地域を丸ごと体感できる、地域との関わりを深めるというものです。
参加者のメリット
通常の観光旅行だけでは体験できない地方での暮らしやその土地の文化を体験できます。
たとえば、農業には興味はあるけれどやったことがないという人には、農業を実体験でき、将来的に地方への移住を考えている人にとっては、お試し移住のような形で体験ができます。
受け入れ側のメリット
その地域の理解者を増やすことができ、将来ここで働いてみたいという人がいれば、高齢化や過疎化に悩む自治体にとって大きなメリットがあります。
また、受け入れ企業でも、たとえば農繁期の人手を確保するのに苦労していた農家が、人手を確保できる等のメリットがあります。
農業以外にも建設業や製造業などさまざまな受け入れ先が手を挙げています。
各地域ならではの仕事や体験が盛りだくさんのふるさとワーキングホリデー。
地元の人たちとの触れ合いが生まれ、第二のふるさとができるかもしれませんね。
*敬称略
*写真と本文とは関係ありません
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