埼玉県日高市の「曼珠沙華の里・巾着田」では、9月中旬から9月下旬にかけて、日本最大級、約500万本の曼珠沙華がまるで赤いじゅうたんのように咲き誇る絶景を見ることができます。
巾着田は、日高市を流れる清流・高麗川(こまがわ)の蛇行によって長い年月をかけて作られ、その形が巾着に似ていることからその名が付けられました。
高麗川に囲まれた巾着田曼珠沙華公園は、約3.4haの雑木林の中に約500万本の曼珠沙華が艶やかに咲き誇り、最盛期には真紅の絨毯を敷き詰めたような光景が楽しめます。
全国各地に曼珠沙華が咲く場所はあるものの、雑木林の中に咲く大規模な群生地は珍しいとのこと。
高麗川の流れに沿うように、木々の間を埋めつくすように咲く様子は、他では見られない絶景です。
曼珠沙華の見頃は、例年9月中旬から下旬頃。別名・彼岸花とも呼ばれるように、秋分の日の前後に見頃を迎えます。
※なお、今年の「巾着田曼珠沙華まつり」は、新型コロナウイルス感染拡大防止等のため、中止となりました。
*敬称略
*写真と本文とは関係ありません
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