明治から昭和にかけて国際貿易の拠点として発展し、横浜・神戸と並んで「日本三大港」のひとつにも数えられた門司港。
福岡県北九州市門司区にある「門司港レトロ」は、1995年3月にオープンした観光スポットとして、明治初期から大正にかけて作られた建物が建ち並ぶエリアです。
大正ロマン漂う建物たちが昔懐かしい雰囲気を醸し出し、独特な雰囲気を演出。今もなおその風情を色濃く残しています。
敷地内には、国の重要文化財に指定されている木造の門司港駅舎や九州鉄道記念館、出光美術館、門司港美術工芸研究所などがあり、観光客がレトロな雰囲気を満喫できる観光スポットとして人気を博しています。
名物の焼きカレーやふぐ料理のお店、ミュージアム、関門海峡を見渡せるスポット、みやげもの屋など、見どころ多数。夜のロマンチックな光景はデートにもぴったりです。
また、関門トンネルが開通するまで、九州の鉄道の玄関口「門司港駅」は、大正3(1914)年に門司駅として開業したネオ・ルネッサンス様式の駅舎を復原されています。
大正レトロな装いの門司港駅は、鉄道駅舎としては初めて、国の重要文化財に指定されています。
かつて三等車両の乗客用の待合室だった場所には、「スターバックス コーヒー 門司港駅店」が。白い漆喰壁と淡い黄色で塗装した店内は、門司港駅ならではの特別な空間を楽しめます。
また、門司港レトロ海峡プラザは、北九州の海産物、菓子、工芸品などのみやげがそろう観光の拠点となっており、たくさんの観光客でにぎわっています。
門司港が「バナナの叩き売り発祥の地」であることにちなんで、バナナをモチーフにしたみやげがおすすめです。
*敬称略
*写真と本文とは関係ありません
この記事へのコメントはありません。