埼玉県奥秩父の山の中、標高1100mのご神域にある「三峯神社」は、関東屈指のパワースポットとして知られ、大変人気のある神社です。
三峯神社は、秩父三社の中では秩父神社についで古い歴史があるとされています。
三峯神社の拝殿は1800年に建立され、建築様式は秩父神社の権現造とは違い、三峯神社は春日造ですが、秩父三社に共通の華やかな色の彫刻を見ることができます。
日本武尊(やまとたけるのみこと)が創始したと伝えられていて、三峯神社の境内には日本武尊の大きな像もあります。
この「日本武尊銅像」の周辺も、知る人ぞ知るパワースポットと言われていますよ。
そして、拝殿前にある2本のご神木は、鎌倉時代の武将・畠山重忠公が奉献したと伝わるもので、樹齢が推定800年と言われています。
三峯神社の神の使いはオオカミのため、鳥居の前には狛犬ではなくオオカミが向かい合って座っています。
三峰神社は、夫婦神の伊弉諾尊(いざなぎのみこと)・伊弉册尊(いざなみのみこと)がまつられているため、夫婦和合(夫婦が仲良くすること)のご利益があります。
守護神であるオオカミは厄を除けると言われていることから、厄除けのご利益もあります。
お守り(氣守)は4色があり、表側には「氣」の文字が記載されていますが、裏側にはオオカミが描かれています。
また、絵馬にもオオカミ(神犬)が描かれているんです。
今年の夏は、関東屈指のパワースポット、三峰神社へ参拝して、良い運気を感じてみてはいかがでしょうか。
*敬称略
*写真と本文とは関係ありません
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