東京・代々木にモスクがあることをご存じでしょうか。
「東京ジャーミイ」は、日本では数少ないトルコ系のモスク(回教寺院)です。
ミナレット(尖塔)とドームが印象的な外観に加えて、アラベスク模様のステンドグラスや美しいカリグラフィで構成された内部は圧巻です。
その内装の美しさはアジア1だと言われています。
1階は信者の方などが交流できる文化センターとなっていて、鮮やかでありながら落ち着きを感じる色彩が施され、初めて訪れた人でもくつろげる空間です。
そして、2階が礼拝堂となっています。
中に入ると、その内装は思わず息をのむほどの美しさです。
床には青い絨毯が敷き詰められ、青のステンドグラスが日の光を浴びてキラキラと輝きます。
金曜日にはここに多くのムスリムの方々が集まります。
礼拝堂はとても広く、一度に最大1,200人が礼拝に参加できます。
毎日10時から18時まで、少人数なら予約なしでも見学できますが、金曜日のみ、14時以降からになります。
毎週土日・祝日は、日本語ガイド付きツアーも実施されています。
美しいモスクで異国の雰囲気を味わいたい方には、ぜひおすすめです。
なお、礼拝場は信徒が礼拝を行う神聖な場所であるため、女性の場合は、ストールかスカーフを持参し、長袖・長ズボン、ロングスカート(足首まで隠れるもの)等、身体の露出の少ない服装でお越し下さい。
男性の場合も、ハーフパンツやタンクトップでの入場はご遠慮ください。
*敬称略
*写真と本文とは関係ありません
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