世界遺産・国宝  白鷺のように美しい姫路城を歴史探訪

姫路城

白漆喰の城壁とその白鷺が羽を広げたような優美な姿から「白鷺城」の愛称で親しまれている国宝姫路城。

1993年に、奈良の法隆寺とともに日本で初めて世界文化遺産として登録されました。

築城400年以上が経過した今でも美しい姿が現存し、5層7階の大天守と東、西、乾の商店主が渡櫓で連結された連立式天守閣が特徴です。

姫路城は改修、増築を経て今の形に至りますが、基礎となる城は、1346年、赤松貞範が築いたと言われています。

以来、13氏・48代が城主を務めましたが、その中には羽柴秀吉、池田輝政、本田忠政といった有名な武将も名を連ねています。

大河ドラマで有名な黒田官兵衛も、この姫路城で生まれたとされているほか、毛利攻めに向かう秀吉にこの姫路城を献上したそうです。

姫路城は、天から見下ろすかのような建築ですが、また、大天守を筆頭に城の外壁や屋根瓦の目地を白漆喰で塗られ、あたかも白鷺のように見えることから、親しみ込めて「白鷺城」と呼ばれるようになったと言われています。

そして、城全体に塗られている白漆喰は防火、防水の効果があると言われており、美しいだけではなく、城を守る側面もあります。

メインの天守閣は、標高45.6mの高台に、石垣が14.85m、建物が31.5mで合計海抜およそ92mという高さでそびえ立っているので、場内のさまざまな位置から見ることができ、場所によって異なる表情を見せてくれます。

豊かな自然に囲まれている姫路城は、春は桜、夏は新緑、秋は紅葉、冬は雪景色と四季折々の風景を楽しむことができますので、季節ごとに訪れてみるのもおすすめです。

【姫路市公式ウェブサイト】

*敬称略

*写真と本文とは関係ありません

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